大好きが日々を彩るから

好きなもの・好きなこと(=キミ)への思い、日々感じたことなどまったりと。

私が千賀担になるまで。

MUSIC COLOSSEUM新潟公演を終えて、ひとまず私の参戦は終了…。(仙台当選しないかなー)
とにかく幸せすぎた。この一言に尽きる。

レポというか個人的なメモ的なものを早く書きたくてウズウズしている私。
そんな自分を抑えて、私の担当遍歴を…。

何故今なのか?
それは、ここ半年フラフラしていた私がこのライブで「千賀担を名乗ること」に自信を持つことができたからだ。だからこそ今、自分の担当遍歴を振り返ってみたいのだ。長くなる気がするけど。


では、さっそく。


中学3年の秋まで、ジャニーズには全く興味がなかった。何ならクラスでジャニーズに騒ぐ女子たちを「イケメン見て騒いで馬鹿みたいwww」と完全にバカにしていた。
中3の自分が今の私を見たら驚くだろうね。

当時は芸人さんと個性派俳優さんにハマっていた時期だった。周りの女子からしたら、どちらかといえば私の趣味の方が変わっていたはずだ。
陣内智則アンジャッシュ児嶋、チュートリアル福田、土田晃之大倉孝二、及川ミッチー…このあたりが大好きすぎる時期だった。今でも嫌いじゃないけど。
彼らを見てかわいい、かっこいいと大騒ぎしていた私って…今思うと変わった趣味してたな笑


ジャニーズに興味を持ったきっかけは、ドラマ「受験の神様」である。
生徒の父親役で出演していた大倉孝二目当てで観ていたのだが、生徒役で出演していた森本くんに興味を持った。
そして彼の所属するHey!Say!JUMPにも少し興味を持った。ちょうど妹が山田くんファンで、デビュー曲MVを一緒に観ていたのだ。
同世代か年下の男子たちがキラキラして踊っている。その中でサビのダンスが明らかにワンテンポズレてる子が1人。
「この子大丈夫?笑」と思いつつメイキングも見てみる。のんびりした優しい話し方をするマイペースな感じの子。そして無駄に英語の発音がいい。


そう。岡本圭人である。


デビュー会見か何かでJUMPくんを初めて見た時、「こんな感じの子でもデビューできるのか。あ、父親のコネ?2世くんか。」と、何とも失礼なことを思っていた。
でも、デビュー曲のメイキングを観ているうちに、彼が可愛くて仕方なく思えてきた。帰国子女かっこいいし、優しい声が好きだと思った。

それからは妹と一緒に音楽番組を観たり、MVを観たり、ドル誌を買って読んだり…と岡本圭人という人にハマっていった。
音楽番組では歌割りもあまりなく、カメラに抜かれることも少なかった。それが何だか不満だった。
「もっと圭人が見たいのに!!何で山田くん、中島くん、知念ちゃん…ばっかり映すのー?」と文句を言いつつ音楽番組を観ていた。


そうしているうちに、何かの流れで「嵐の宿題くん」を観た。嵐という存在は知っていたけれど、バラエティーでの彼らを初めて見た。
「何だこの人たちは?面白すぎる!!」と思った。その頃から花男の影響もあり、嵐の人気が急上昇していった。
そして、ドラマ「流星の絆」を観て、二宮和也の演技に引き込まれていった。そんな感じでいつの間にか嵐ファンになっていった。


高1の頃は大野担だった。
彼のふにゃっとした笑顔と美しいダンス、伸びやかな歌声が好きだった。
ドラマ「歌のおにいさん」での拗ねた表情、派手で可愛い衣装を見るのが金曜夜の楽しみだった。
バラエティーでのやる気のない感じと、歌やダンスのギャップに惹かれたのかな。
皆から「リーダー」と呼ばれいじられる姿がとにかく可愛く、のほほんとした雰囲気や全てを包み込む包容力みたいなものをもつ彼に癒された。


高2になった頃だろうか…?
大野担だったはずなのに、気づけば目が翔くんを追っていた。ニュースキャスターの知的な姿、かっこよくサクラップを歌う姿…そんなかっこいい翔くんも勿論素敵だと思った。
でも、私が好きになったところは、かっこいいのにどこか残念なところだ。高所恐怖症なところ、動物特に蛇を前にして怯えた表情、運動音痴をメンバーにいじられているところ…翔くんはカッコつけてるよりもちょっとダサいくらいの方が好きだ。
あと、翔くんの脇毛が好きだった。
私は脇毛フェチだ。
濃すぎず薄すぎず、範囲も広すぎない…バランスのいい脇毛。
高校の同級生には、「嵐の櫻井くんの脇毛が好きな子」と思われていたのではないだろうか笑


高2の頃がちょうど嵐10周年で、メディアでもかなりの盛り上がりを見せていて、テレビで嵐を見ない日はなかったと思う。
テレビ、音楽、DVD…嵐からは本当にたくさんの幸せをもらった。
人と話すのがあまり得意ではなく、どちらかといえば引っ込み思案だった私。そんな私がクラスの子たちと話すきっかけをくれたのはいつも嵐だった。
クラスの子の方から、「VS嵐みたよー!!」と嵐のことで話しかけてくれたのだ。
大学の受験勉強中も私を癒し、元気づけてくれたのは嵐だった。受験勉強真っ只中の時でも、嵐のDVDは毎日欠かさず観ていた。短時間でもその時間が私の癒しでありエネルギーの源だった。


大学2年の時、やっとFCに入会した。
バイトから帰ってきて、会員証と会報を手にしたときの喜びは今でも覚えている。
そして6月のワクワク学校が当選。初めて生の嵐を見た。バルコニー席だったけれど、最後にトロッコで外周を回ってくれたとき、肉眼で顔が見えた。
「嵐が実在している」そして「同じドームの中にいる」という事実に涙が溢れた。

そして、その年の冬。「Popcorn」ツアーが初当選した。バイトの休憩中に当選メールを開いて、休憩室で1人で泣いた。2枚で申し込んだけれど、特に一緒に参戦する友達もおらずTwitterで同行者を探した。今までの自分では考えられない行動力だった。これを機に、私は趣味に関してかなりアクティブになった気がする。

初めて参戦した札幌ドームでの「Popcorn」は、今でもその空気感や風景を鮮やかに思い出すことができる。
本当に幸せな時間だった。
ひとつあげるなら、担当である翔くんだけ、アリーナトロッコが来なかったことだけが心残りだった笑


大学3年の夏、嵐のワクワク学校に落選。
「嵐に会えない…」とどんよりしていた私を、ワクワク学校と同日に開催される、Kis-My-Ft2のアリーナツアー仙台公演に誘ってくれたのが妹だ。


妹はデビュー前から玉ちゃんが好きだった。私もよくドル誌を見ながら誰が好きか…と話していた。

デビュー前のKis-My-Ft2は、厳ついというか、どこか悪そうな感じがしたし、ドル誌の衣装や写真によってはホストにしか見えなくて、グループの雰囲気が私のタイプではない気がしていた。

でも、その中では横尾さんが好きだった。
長めの髪に鋭い目つき。礼儀正しい真面目な姿勢。笑ったときに見える八重歯。

Kis-My-Ft2はデビュー前から雑誌で知っていて、頑張ってるし早くデビューしてほしいな…と思っていたグループだった。

デビュー後は妹と一緒にMVを観たり、ライブDVDを観たりした。「少年たち」や「プレゾン2009太陽からの手紙」のDVDも妹に見せられるかたちで観ていた。デビューすると、Jr.時代の悪そうな雰囲気は薄らぎ、濱キスなど体を張るバラエティーにも果敢に挑戦していて好印象だった。

ただ、デビュー前にはなかったものがある。
グループ内格差だ。

とにかく後ろ4人が映らない。横尾さんが映らない。そして何故か芸人のような扱いを受けている。
そんなところが何となく納得いかないな…と思っていた。

そして迎えた、2013年6月30日。
宮城セキスイハイムスーパーアリーナで開催された「Good行くぜ」ツアーの日。
FC設立と同時に入会していた妹の名義は、追加公演である昼公演で当選していた。

初めてのキスマイ魂にソワソワしながらも楽しみな思いが強かった。
「担当」と呼べるほど、この人!と決めた人は居なかったので、前から好きだった横尾さんのグッズと、ビジュがよかったガヤさんのグッズを購入した。会場内では横尾さんのうちわを持った。
嵐ファンとはまた違った雰囲気をもつ、キスマイファンが集まる現場にちょっと緊張したのを覚えている。

初のKis-My-Ft2のコンサートは本当に楽しかった。MCも楽しいし、生でキスブサっぽいコーナーもやってくれて終始笑顔で見ていられた。かっこいい曲もしっとりバラードも楽しい曲も…それぞれの良さが出ていて見てて飽きなかった。
そしてこの公演では、キスマイアームのトラブルがあり、アンコール時にツアーTでブラホワを披露する…というかなり貴重な回だったのだ。このことは後から雑誌等でもメンバーが記憶に残る思い出の1つとして語ってくれていて嬉しかった。

終わってからも興奮は治まらず、帰りの車中でもずーっとキスマイの話をしていた。そんな私を隣で見ていた妹は、私とは対照的に、次第にKis-My-Ft2に対する熱量が下がっていった…。


そして、会場の外に出た私は、一目散にグッズ売り場へ。そしてスタッフさんに告げた。

「北山くんのフォトセット1つください。」


そう。北山宏光に落ちたのだ。


小さな体でキレッキレに踊るダンス。一生懸命MCをする姿。「ずっと来たかった東北にやっと来ることができました」という言葉。甘い低音ボイス。私好みのリス顔。
そして、ソロ曲「Give me…」を見たとき、当時担当だった翔くんに見えた。顔なのか、ダンスなのか…よくわからないが、「あ、翔くんだ…!!」と思ったのを覚えている。

「横尾さんが見られるー!」とワクワクして参戦し、2時間半後には、完全に北山宏光の虜になっている私がいた。

その日から私はみっくん担(北山担)になった。
それと同時に、嵐とKis-My-Ft2の掛け持ちファンになったのである。
嵐→櫻井担、キスマイ→北山担
2人ともMCだし、メンバーカラーが赤。そしてリス顔である。

それから2015年半ばまでは、櫻井・北山担として過ごした。口を開けば「翔くん」「みっくん」時々「にの」である。

北山くんの舞台「愛の唄を歌おう」は今でも私の大好きな舞台第1位の座を他に譲っていない。
全編槇原さんの曲で構成され、脚本・鈴木おさむさん、演出・宮本亜門さんという豪華すぎるミュージカル。みっくんの歌声も、Kis-My-Ft2として歌う時とは全く異なる歌声だった。力強くて優しくて、切なくて、素朴で…応援したくなる、そんな歌声。
特に「SPY」と「君への愛の唄」は今でも鮮明に歌声や場面風景が蘇ってくる。あれは本当に映像化してほしかった…。1回しか観劇できなかったけど、あれは何度でも観たい。


2014年6月は嵐ファンとして最も幸せだった時期である。
忘れもしない、2014年6月18日。
嵐が「音楽のちから」の番協で福島県いわき市の三崎公園に来てくれた。
震災後、3年連続でやっている被災地応援企画で、過去2年落選し、3年目でやっと当選した。
1人で当選し、初番協に戸惑いや不安もあった。Twitterで1人で当選した人を探していると、まさかの同じ大学、同い年の子を見つけた。私から声をかけ、当日一緒に行動することになった。

駅のバス乗り場で待ち合わせて、初顔合わせ。可愛らしくて優しそうな大野担だった。
それからバスが会場に到着するまで、ずーっと嵐トークに花を咲かせていた。初対面のはずなのに、ずっと昔から友達だったかのような、不思議な感覚。彼女とは今も時々、食事をしながら嵐トークをしたり、コンサートにも一緒に申し込む仲である。「いつか2人でドームツアーに参戦しようね!」という夢はいまだに叶っていないけれど。

当選した被災3県700人のファンの為だけに(テレビの前のファンの為でもあるけど笑)、嵐が歌って踊ってくれる幸せすぎる時間。計11曲のミニライブ。そして握手でのお見送り。
当時はAKBの握手会でファンがメンバーを切りつける事件が起きた後だったので、正直握手は期待していなかった。
それなのに、白い小さなテントの中に待っていたのは、横1列に並んで手を差し出す5人だった。手前から、N→A→O→S→Mの順に並んで、ファン1人ひとりとしっかり握手して微笑んでいる。もう幸せすぎて死ぬんじゃないかとすら思った。

最初からにの。担当の翔くんとフラフラしてるにの。優しい笑顔で手を差し出してくれた。

私「ありがとうございました…!!」
N「ありがとね。」
私「ずっと一生大好きです!!」
N「うん。ありがと!!」(キラキラで優しい笑顔)

優しすぎるかわいすぎる笑顔。両手でしっかり握手してくれたんだけど、手が本当にふわふわしてる。さすがハンバーグおてて。
そして声が普段のバラエティーとかより低めで甘いの。あー、遂ににのに告白してしまったー!!という歓喜と手の温もりを感じる幸せ。

次は相葉ちゃん。
にのと大野くんに挟まれてるからか、すごく長身に見えた。スタイルいいなー。
にのに告白できた興奮で、相葉ちゃんに言うこと考えてなかったので、ありがとうしか言えなかった…

私「ありがとうございました!」
A「ありがとねー!」

汗だくのニコニコ笑顔。テレビで見たままの相葉ちゃんだった。

次は大野くん。
元担なのに、言うこと思いつかなくてありがとうしか言えなかった。

私「ありがとうございました!!」
O「ありがとねー。」(ふにゃ)

もうふにゃふにゃの笑顔。癒されるー。笑顔はふにゃふにゃなのに、手は1番ゴツゴツしてて男らしかった。ギャップ最高。

そして自担・翔くん。
他のメンバーのニコニコ笑顔に比べて、翔くんは真剣な表情。不機嫌だったって言ってるファンの子もいたけど、私にはそうは見えなかった。1人ひとりの話を真剣に聞いてあげてる感じがした。

私「福島に来てくれてありがとうございました…!!」
S「うんうん。(頷く)ありがとう!」
私「ずっと一生大好きです!!翔くん!!」
S「ありがとう」

141㎝しかない私に、屈んで顔を近づけて、真剣な表情で聞いてくれた。吸い込まれそうな瞳に見つめられたせいか、手の感触はほとんど覚えていない。もう大きな瞳のことしか覚えていない。そして翔くんの瞳から離れられずにいた私は、容赦なくスタッフさんに肩を掴まれて剥がされた笑

最後は潤くん。彫りの深い綺麗な顔が目の前にある。綺麗な顔してるなーと眺めた。

私「ありがとうございました…!!」
M「気をつけて帰ってね。」

もうね、潤くん紳士。超紳士。そして腕ががっしりしてた。

テントの外に出ると、急に、嵐5人と握手したという事実を実感して、嬉しすぎて、幸せすぎて…涙が止まらなかった。友達と2人、大号泣しながらバスに戻った。バスの中でもしばらく泣いていた。


そして2週間後、嵐のワクワク合宿。まさかの日曜昼夜2公演当選。
これまでのワクワク学校よりも楽しさが倍増していた気がする。大宮、櫻葉、じいまご…コンビ大好き人間には楽しすぎる内容だったほんとに。

2014年秋。冬のドームツアー落選。
でじたりあんは素敵なアルバムだったし、握手・ワクワク学校の幸せな流れからの落選は、ショックが大きかった。会いたいのに会えない…そんな事実が辛かった。アルバムは全く聴けないし、テレビで嵐を観るのも苦しかった。
それからというもの、好きだからこそ距離を置こうと決意した。ツアーが終わるまではアルバムはほとんど聴かず、嵐の出ている番組は録画のみで観ないことにしていた。好きすぎて苦しいから距離を置く。距離を置くと情報が入ってこない。情報が入ってこないからどんどん好きが薄れていく…という自然な流れ。

2014年秋冬は、Kis-My-Journey東京ドーム公演に参戦した。やっぱり北山くんが、キスマイが大好きだなーと実感できた。

2015年2月頃、嵐Newシングル「Bitter Sweet」のパフォーマンスをMステで観て、私の中の嵐愛が一気に再熱するのがわかった。また嵐の番組をチェックするようになり、嵐とキスマイを両方応援するのが楽しかった。

2015年9月の嵐BLAST in宮城に当選してからというもの、「誰担として参戦するのか」ということで悩んだ。今までであれば間違いなく櫻井担として参戦していた。
しかし、この頃、翔くんが徐々に劣化していくのを感じていた。顔は顎に肉がついて丸くなり、ダンスにもキレがなくなってきたように感じた。ビジュがいい日とそうでない日の差が激しくて、え…と思うことが増えた。
数年前から、翔くん担ではあるがにのも好きで、「にの寄りの翔くん担」を名乗ったりしていた。磁石、大宮、にのあい、末ズ…とにかくにのが絡むコンビが楽しくて大好きだった。特に大宮・磁石は、本当に大好きで、いつだって私の癒しだった。
アイドルらしくない考え方をするにのがいいな…と思った。
そして何よりも、誰よりもメンバーを、嵐を愛する、強い嵐愛を持っているところが好きだった。
大野くん、翔くん、相葉ちゃんに対する鋭いツッコミには深い愛がある。にのの素朴で、人間味溢れるお芝居も大好きだ。

そして2015年9月22日。嵐BLAST in宮城。
悩んだ末に、私はにの担として参戦することに決めた。東北番協で知り合った友達と大宮参戦。
結局、コンサートが終わってみて、にのも翔くんも好きだなーと実感。
一応にの担ということにしている笑

2015年ドームツアー「Japonism」、2016年ドームツアー「Are You Happy?」と落選続き。
会いたいのに全く会えず、アルバムが聴けない・バラエティーも観られない…という自分。そしてツアーに落選する度に落ち込む。そんなことに疲れてしまった…。

「何かもういいや。」「嵐を大好きでいることに疲れたな。」と思うようになった。
嵐はずっと私を癒し、支えてくれた存在である。私のホーム?みたいな場だ。
だからこれからも嫌いになることはないし、ずーっと応援していくつもりだ。ただ、気持ちが戻るまで少し離れて応援することにした。


嵐から少し離れる代わり…というわけではないが、キスマイ熱が急加速した。

職場の年下同期を、2016年ツアー「I SCREAM」に誘ったらすっかりKis-My-Ft2にハマってくれた。
今まではキスマイを語る友達などほとんど居なかったのに、ツアーの打ち合わせで月1で遊ぶようになったし、カラオケでキスマイ会をすることが毎月恒例みたいになった。
一緒に応援する仲間がいるということがこんなにも楽しくてモチベーションを上げてくれるものだということを私は知らなかった。

コンサートはもちろん最高に楽しかった。最高の夏の思い出だ。7人それぞれのソロが聴けるということはすごいことなのだ…と改めて感じた。
「YES!I SCREAM」や「I Scream Night」を聴くとキラキラしたあの夏が蘇ってくる。

私は北山担、友達は玉森担として参戦したのだが、その数ヶ月後…彼女は二階堂担になっていた笑
きっかけはよく分からないが、気づくと目が「ニカ」を追っていたのだという。
愛叫魂の後も、毎月恒例のキスマイ会は続いた。過去のDVDを観たり、キスマイのことを語ったりする時間がとにかく楽しくて幸せだった。


そして舞祭組の4枚目シングル「道しるべ」発売が決定。SMAP兄さんの解散もあり、舞祭組として曲を出したりパフォーマンスをしたりすることは難しいのかもしれない…と思っていたから、また舞祭組として活動ができることが嬉しかった。
しかも今回は4人が作詞・作曲を担当。中居さんへの感謝がテーマ…というバラード曲。純粋に、「いい曲だなー。好きだなー。」と思ったし、4人の中居さんへの温かくて強い思いを感じた。

2017年年明け。CDTV年越しライブの後半で初披露された「道しるべ」。涙を堪えるようにして、でも堂々と歌うその姿が美しく、愛しく思えた。

2017年1月4日発売。
翌5日から「舞祭組日本縦断~道しるべの旅~」と銘打って、ラジオの公開収録&舞祭組ハイタッチ会がスタートした。
0時に会場・時間等が発表されるという弾丸すぎるイベント。Twitterには幸せなレポが溢れていた。
舞祭組担の幸せそうなレポに心がほっこりした。
ニカ担になった友人も、「東北でやったら行きたいなー」と言っていた。私も、北山担だけど行ってみたいと思った。

そして1月7日0時。宮城・名取エアリ南駐車場でのラジオ公開収録&ハイタッチ会が発表された。
これは行くしかない。そう思った。
すぐにニカ担の友人に連絡して、参加することを決定。親に頼んで会場まで送ってもらうことにして、まだ暗い中出発。

5時半には会場に到着した。宮城の1月早朝はとにかく寒い。じっと座っていると寒くて震えてくる。
ぬくぬく当番1個では全く太刀打ちできない寒さだった。7時過ぎには足の指の感覚がなくなっていた。8時すぎになり、ようやく公開収録優先エリア券とハイタッチ券をGET!!寒さで悴み、上手く動かない足を無理矢理動かして名取エアリで休憩。

9時には整理番号順に整列。ようやく日差しが出てきて少しだけ温かくなった。1000人中300番台だったのでまあまあなところで見ることができた。
10時半頃から公開収録スタート。
トラックがパカッと開いたところがステージになっていて、ショッピングモールの駐車場で、トラックの上でイベントするアイドルってなかなか居ないよねwwwとちょっと笑った。

舞祭組4人がトラック上に現れると、黄色い歓声が上がった。北山担の私もかなりテンションが上がった。肉眼で表情がはっきりわかる距離に舞祭組4人がいる。動いて話している。そんなことがものすごく嬉しかった。
4人の楽しいトーク、棚ぼた&道しるべ披露。狭いトラック上のステージ&有線マイク…ということもあり、ダンスは控えめで歌メインだった。ダンスも見たかったけれど、歌だけで勝負するなんてなかなかないレアなことだし、その分歌にしっかり思いを込めて歌ってくれたような気がした。


公開収録はあっという間に終わり、白い衝立が用意されてハイタッチ会がスタート。
とにかく流れが早い。レポで見たような会話は到底出来そうにない早さで、あっという間に順番が回ってきた。

衝立の中に入ると、手前からS→2→M→Yの順に並んでいる。まず目に入ってきたのは1番手前の千賀くんだった。2、3人前の小さい男の子と長テーブルに肘がつくくらい屈んでハイタッチする千賀くんはキラキラの笑顔でキュンとした。


ここで1つ言っておこう。
私は齧歯類(リス、ネズミ)っぽい顔が好きだ。翔くん、みっくんはじめ、齧歯類系の男子を好きになることが多い。
逆にあまり得意じゃないのが、猿・ゴリラっぽい顔だ。だから千賀くんに関しても「今のダンス何かゴリラっぽいwww」「そもそもゴリラ顔が無理なんだけど!笑」とゴリラ顔をdisっていた。


そんな私だが、千賀くんの目の前に行くまでに、既にキュンとしていたし、ドキドキしていた。
ゴリラwwwとdisっていた千賀くんはそこにはいなかった。綺麗な金髪がキラキラ輝いて、リアルロイヤル王子様だった。
緊張しているうちに私の番だ。衝立の内側に入ってから、頭を高速回転させて何を言おうか考えた。
このスピードだと恐らく一言しか話せない。何を言ったらいいのか…と数秒で考えた。

いよいよ千賀くんの目の前へ。
141㎝の私だけど、目線がそんなに上じゃなかった気がするからきっと屈んでくれていたのだろう。彫りの深い綺麗な顔が優しい笑顔で、大きな瞳でこちらを見ている。

ハイタッチと同時に

私「シャバーニ大好きです!!💙」

と言うので精一杯だった。

この日、風邪気味で声がカスカスだった(横尾さんとお揃い笑)けど、千賀くんはキラキラスマイルでしっかり聞いてくれた。
そして、既にニカの方に流されている私に、

S「いや、ゴリラじゃねーわ!!」

とちょっと拗ねたような表情で、華麗なツッコミをくれたのだ…!!
私の後ろにいた、ニカ担の友人は、千賀くんの目の前に立った途端に、「いや、ゴリラじゃねーわ!!」と言われびっくりしたらしい。

笑顔で「ありがとう💙」と言ってもらうのはもちろん嬉しい。でも、タメ口でつっこまれるとそれ以上に親近感をおぼえるのは私だけだろうか。


次のニカ、宮田に関しては、流れが早すぎて記憶がない。ハイタッチをした記憶すらほぼない。こちらからは何も言うことが出来なかった。
恐らく2人とも「ありがとー」とは言ってくれたと思う。覚えてないけど。とにかくニカ、宮田の前を流された…という記憶しかない。
そしてラストは横尾さん。スタイルいいなー、細いなーというのが感想。横尾さんは目の前に私がいるのに、既に後ろのニカ担の友人を見ていた。身長差のせいだろうか、私は横尾さんの視界には入らなかったらしい笑
後ろの友人を見つめる横尾さんの横顔を眺めて、私のハイタッチ会は終了した。

何だか一瞬すぎて夢を見ているような気分だった。ニカ担の友人と名取エアリのフードコートで、公開収録とハイタッチ会の振り返りをした。夢みたいだけど夢じゃなかった時間。

北山担としてハイタッチ会に参加したものの、千賀くんのことが気になって仕方なくなった。それまでは「ゴリラ顔嫌だ笑」と言って、千賀くんのことはあまりちゃんと見てこなかった。そんな彼のことをちゃんと見てみたくなった。もっと千賀くんという人のことを知りたくなった。
思い立ったら即行動派の私は、ハイタッチ会から帰宅してすぐに、ライブDVD「I SCREAM」のマルチアングルを全て千賀くんにして観てみた。年末に手元に届いてから、北山くん・玉森くん以外のマルチアングルは全く観ていなかったからだ。

千賀くん振り付けの「flamingo」は、キレのある大きな動きの北山くんに比べて、指先の動きまで綺麗だった。北山くんのキレキレなダンスしか見てこなかったけど、千賀くんのダンスもいいなと思った。
和太鼓からの「PHYCHO」、「BLACK&WHITE」も圧巻のかっこよさだった。
ダンス全体としては北山くんのダンスが1番しっくりくるんだけど、ふとしたときのゴリラっぽく見えるダンスが何だか可愛く見えてきたのだ。その後も、「Get Ready」MVなどまだ観ていなかった千賀くん関連のものを観ていった。新たな発見もあり、すごく楽しかった。

そして1月9日。全国8ヵ所のハイタッチ会を終えて、千賀くんがキスログを更新していた。
そこには、ハイタッチ会で全国のファンに会えて嬉しかったこと、道しるべの歌詞に込めた思い、ファンに対する思い…どれも素直に、優しい言葉で綴られていた。
これまでキスログは北山くんが更新したときくらいしかまともに読んでいなかった。北山くんは男らしい人だから多くは語らないし、照れ屋だから素直にストレートに気持ちを綴ることは少ない。そんな北山くんのキスログばかり読んできた私にとっては、優しく素直な言葉たちが、すごく新鮮であり嬉しくて、感動すら覚えた。

それからというもの、「みっくん」というワードで埋め尽くされていた私のTwitterに、徐々に「千ちゃん」というワードが増え始めた。

バラエティー番組でも千賀くんに注目することが増えたし、「千ちゃん」と口にする回数が増えた。
家族には「あんた、今度は千賀くん好きになったの?単純だねー笑」と言われた。
その時は、「いや、違うから!あくまでも担当はみっくんだから!千ちゃんは気になってるだけ!」と言い張った。

2013年から3年半、ずっと担当として応援してきた北山くんを、1回のハイタッチで裏切るのは違うと思った。「ずーっとみっくん担でいる」と言っていた自分の意志がグラグラと揺らいでいるのを感じていたからこそ、「自分は北山担だ」と自分に言い聞かせていたのかもしれない。

それからしばらくは、「北山くん・千賀くん両方好きってことでいいじゃん。北千担にでもなろうかな」と思い至り、2人に注目して番組を観るようになった。マルチアングルも北山くん→千賀くんと交互に観られるように設定してみたりした。毎月恒例のキスマイ会でも、以前観ていなかった、Kis-My-WORLDの千賀くんコーナーを鑑賞した。earth×舞祭組コラボの洋服も、70%OFFの時を狙って購入して千ちゃんベアをGET!どこかに出かける時には、WORLDみっくんベアとearth千ちゃんベアを連れて歩いた。

そうしているうちに、アリーナツアーが決定した。2013年以来のアリーナツアー。初めてキスマイに会い、北山担になるきっかけとなったアリーナツアー。私にとって今回のアリーナツアーは特別なものになる気がした。

そしてトリプルA面シングル「INTER」が発売。
「Tonight」の振り付けは千賀くんが担当し、セクシーな仕上がりになっている。
「君のいる世界」は7人が白タキシードを身に纏い、教会で撮影したラブソング。
「SEVEN WISHES」はキスマイ長崎のテーマソング。旅に出たくなるようなワクワクする曲。

どれも大好きだった。テレビで「Tonight」が披露される度、千賀くん振り付けという紹介がされてそれがすごく嬉しかった。歌詞もダンスもSexyでかっこよくてどんどんKis-My-Ft2を好きになる。SexyなキスマイとCuteなキスマイを1枚のシングルで満喫できるという、贅沢すぎる仕上がり。
「君のいる世界」に関しては、「北山くんと千賀くん、どっちと結婚しようかなー迷うー!」といった痛いツイートをしていた気がする笑


3月上旬、ニカ担の友人と打ち合わせを重ねて、新潟・名古屋・横浜に申し込んだ。結果、新潟日曜の昼夜2公演で当選した。またアリーナでKis-My-Ft2に会える。当選メールに歓喜し、涙が止まらなかった。


ここで問題が浮上してくる。
―誰担として参戦するか―という問題だ。
去年の愛叫魂と同様に、ニカ担の友人と双子コーデで参戦することにした私は、早めに担当カラーを決めなければならなかった。
新潟公演は5月中旬。時間はあまりない。かなり悩んだ。北山担として赤で行くのか。千賀担として青(ライトブルー)で行くのか。

当落日から1週間。3月23日。千賀くんの誕生日。
この日の私は、何だかウキウキしていた。ニカ担の友人に連絡して仕事終わりに夕飯の約束も取り付けていた。夕飯前に駅前のケーキ屋さんでケーキを買って、前日に作った「千ちゃんケーキピック」を刺して食べた。メンバーの誕生日、こんなにウキウキした気持ちになったのは久しぶりだった。

そして、この頃毎日のようにDVDを観ていた曲がある。Kis-My-Journeyの「てぃーてれ」と「光のシグナル」だ。旅行魂の千ちゃんは長めの茶髪で、笑顔がキラッキラで…どことなく女の子みたいな可愛さがある。だから旅行魂のてぃーてれは、他のどのてぃーてれよりも可愛いのだ。サビの振り可愛いし、足を上げる時に足先が横を向くのほんと可愛すぎ。
そして光のシグナル。ラストの♪LaLaLa~ 部分をファンが歌うんだけど、「みんな歌ってー!!」みたいなのを千ちゃんが言っている。2回繰り返して歌い終わった後…

ファン ♪LaLaLa LaLaLaLa~
Kis-My-Ft2♪Yeah Yeah~
千ちゃん ♪みんなすっごい上手!ありがとね💙

ここだ。ここが大好きすぎる。もう、ここばっかり繰り返して観てしまう。
「ありがとね💙」の笑顔が本当にキラキラで可愛くってキュンとする。声も最高に優しくて甘い。
ハイタッチ会の後、初めてこれを観たとき、心を撃ち抜かれたような気がした。

ジャーニー千ちゃんはこんな感じ↓に可愛い。

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何かのドル誌で「アイドルとは◯◯である」という問いがあった。それに対する千賀くんの回答は

「恋愛対象である。そう思ってもらうように意識することは特にないけど、ハイタッチとかは、ひとりひとりと目を合わせてするようにしてる。1月の舞祭組のイベントもそれは意識してたよ。」

この回答を読んだとき、この人を応援したいと思った。その他、キスログや過去の文章を読んで、千賀くんの温かい言葉や強い思いを感じて、千賀くんを応援したいという思いは更に強くなった。


そして3月末…この時、もう心は決まっていた。
今回は「千賀担」として参戦する!!


4月に入って、ニカ担の友人と相談して参戦服を考えた。ブルーのリュック、ベビーブルーのスカート、水色Tシャツ、水色っぽいブルゾン、ライトブルーのサングラス、ブルーのアクセサリー…千賀くんカラーのものがどんどん増えていく。何だかワクワクした。

そして5月3日。アルバム「MUSIC COLOSSEUM」が発売された。新潟公演までわずか10日。とにかく聴き込むしかない。今回はどの曲も名曲と言っていい。メンバーが「いろんな角度から攻めた」と言っていた意味がわかった。
リード曲「EXPLODE」MVから組曲「ボクらのミュージックコロシアム」まで、Kis-My-Ft2の振り幅にはいつも驚かされる。だからキスマイは楽しい。

そして5月13日(土)。ニカ担の友人と新潟入り。
この日はグッズ参戦。うちわとクリアファイルは北千両方買った。フォトセットは集合と千賀くんのみ購入。北山くんのフォトセットを買わなかった自分にちょっと驚いた笑

そして5月14日(日)。遂にこの日が来た。
新潟昼夜2公演参戦。もう本当に幸せすぎた。昼夜でちょうど反対側の席だったのでかなり楽しめた。千賀くん、北山くんが好きな私には堪らなかった。※詳しくは、後から書くレポ?感想?にて。

この2公演を終えて、「千賀担」を名乗ることに自信が持てた。私はこれから千賀担としてKis-My-Ft2を応援していく。すぐに「ずーっと」とか「絶対」とか言いたくなるけど言わないでおく。「ずっとみっくん担だよ」という自分の過去ツイを見て何とも言えない、複雑な気持ちになったから。

千賀担になったけど、北山くんが嫌いになったわけでもないし、冷めたわけでもない。北山くんはこれからも副担的に応援していくつもりだ。

長くなったけれど、私の担当遍歴はこんな感じだ。紆余曲折を経て、千賀くんに辿り着いた。

千賀くん、こんな私だけど、精一杯応援します。よろしくお願いします。